12月21日(金)、26日(水)の2日間、高麗の郷にて楽笑介護のすすめを開催しました。
在宅で介護をする人が増えている中、一人で抱え込まずに「負担が少ない介護」ができるよう、介護の心得や介助方法等を学びました。
1日目は、大川学園医療福祉専門学校の笹岡教頭先生と介護福祉学科長の星野先生を講師に迎え、「高齢者の気持ちと介護に向き合うこころ」についての講話、介護ベッドを使い移動介助やおむつ交換の方法、車いす介助等をユーモアを交えわかりやすく教えていただきました。また、認知症についての学習会では、高麗川地域包括支援センター認知症地域支援推進員の内野さんよりスライドを使ってたくさんの情報を提供いただきました。
2日目は、ヘルパーステーションこまの郷のホームヘルパー若田さんのご指導のもと、グループに分かれて介護食作りを行いました。普段、料理をしない男性参加者もみんなで一緒に楽しんでいました。その後、入間郡市歯科医師会訪問診療相談センターの認定歯科衛生士落合さんによる口腔ケア講座が行われ、誤嚥性肺炎についての講義や歯みがきの仕方、健口体操等わかりやすいきめ細やかなご指導をいただきました。
参加者からは、「楽笑介護のとおり、無理せずに寄り添い、共感することが大事だと感じた」「自分が介護される時を考え、講座を受講したが、介護する側の大変さがわかり、上手に介護されたいと思った」等の感想をいただきました。
次回は3月6日(水)開催予定です。ぜひご参加ください。